・SNS疲れの原因と解決策を知りたい人
・集中力が続かない、やる気がでない人
・SNSとの付き合い方を知りたい人
毎日のようにSNSを見ていると、「いいね」の数や他人の華やかな投稿に心が揺さぶられることはありませんか?
「私もこうしなければ」「もっと見栄えよくしなければ」と感じてしまい、気づけば疲れ果てている…。そんなSNS疲れに悩んでいる人はあなただけではありません。
SNS疲れは心だけでなく、気づかぬうちに日々の生活にも影響を及ぼします。常に通知が鳴り、誰かの投稿に反応するたびに、集中力が削がれ、気分も不安定になりがちです。
この記事では、SNS疲れを軽減し、もっと健やかに使いこなすためのシンプルなコツをご紹介します。
あなたも「SNS疲れ」から解放され、ストレスなくSNSを楽しむために、一度自分の使い方を見直してみませんか?自分のペースでSNSを利用できるようになることで、より充実した毎日を過ごせるようになります。
この記事を読み、少しでも心の疲れが軽減できれば嬉しいです。
ぜひ、最後までご覧ください!
気づかぬうちに影響してるかも?SNS疲れの原因
情報量が多すぎる
SNSには日々膨大な情報が流れています。最新ニュースやトレンド情報、友人の近況報告など、次から次へと新しい情報が更新されるため、休む暇がありません。
情報を追い続けることで頭が休まらなくなり、徐々に精神的な疲労が蓄積されていきます。
さらに、自分には関係のない情報にも目を奪われることで、集中力が低下しやすくなるため、SNSの利用時間が長くなるほど疲労感が増してしまいます。
評価への期待や依存
SNSでの「いいね」やコメントの数によって、自分の価値を感じるようになってしまうと、反応が少ない時に不安や不満を感じやすくなります。
確かに、自分がこだわって撮った写真や動画が誰からも反応がないとちょっぴり寂しい気持ちにもなりますよね。。。
誰かからの評価が増えるたびに一時的に気分が良くなる一方で、期待したほどの反応が得られないと落ち込みやすくなり、自己肯定感が揺らぎやすくなります。
このような評価依存が続くと、精神的な負担がどんどん増大していくことになるので注意が必要です。
プライバシーが失われる感覚
SNSに投稿することで、プライバシーが知らず知らずのうちに侵害されているように感じることも、疲れの一因です。
多くの人の目に触れる場での発信が増えるほど、自分が他人からどう見られているのかを気にするようになったり、無意識のうちに他人の評価や期待を意識してしまい、自分らしい表現が難しくなってしまいます。
周りの目が気になって、自由に発信できない息苦しさを感じ、SNSへの抵抗感が強くなることも少なくありません。
「常に見ていないと…」というプレッシャー
SNSは「常に誰かが見ている」「いつでも返事をしなければならない」といった感覚を引き起こしやすく、常にチェックしないといけないというプレッシャーを感じる人も多いのではないでしょうか?
真面目な方に多く、「早く返信をしよう!」「早くタスクを片付けなければ」という責任感からくる気持ちですよね。
このプレッシャーが、SNSを使うたびに「義務感」や「責任感」を生み出し、楽しむよりも「しなければならない」という感覚が生まれ、SNSの利用自体が大きなストレスとなり、疲労感を引き起こしやすくなるのです。
要注意!SNS疲れを起こしやすい人の特徴
他人の評価を気にしやすい人
SNSでは他人からの反応がすぐに見えるため、他人の評価を気にしすぎる人にとっては、心が揺さぶられる場面が多くなりがちです。
SNSというのは多くのユーザーが自分の「良い面」だけを切り取って投稿するため、他人の生活が輝いて見えやすいもの。
「いいね」やコメントの数で自分の価値を判断してしまうと、反応が少ないときに「なんで誰からも反応がないんだろう」と落ち込みやすくなったり、キラキラした写真ばかりみていると、どうしても「自分は劣っているのではないか」と感じることが多くなり、自己評価が下がっていきます。
他人からの評価に大きく左右されることで、SNSを使うたびにプレッシャーや不安を感じ、知らないうちに精神的な疲れがたまってしまいます。
こうした「自分と他人を比較する」ことが、SNS疲れの大きな原因のひとつです。
完璧主義な人
完璧主義の人は、SNSに投稿する内容や写真のクオリティに過度にこだわり、理想の自分を見せようと努力しすぎてしまいます。
投稿のたびに多くの時間とエネルギーを費やし、SNSが気軽な楽しみではなく「頑張らなければならない場所」になってしまうのです。
完璧を求めるあまり、疲れが蓄積し、SNSを楽しむことが難しくなります。
周りと比較しがちな人
他人の投稿を見て、自分と周囲を比べてしまう人は、特にSNS疲れを起こしやすい傾向があります。
SNSは多くの人が「良い面」だけを発信する場であるため、他人の成功や華やかな生活を見て「自分もそうしなければ」と感じたり、自分が「見劣りする」と感じるとSNSを見るたびに自己否定に陥りやすくなり、精神的な負担が増大してしまいます。
情報を逐一チェックしたい人
常に最新の情報を知っていないと不安を感じやすい、いわゆる「FOMO(Fear of Missing Out、取り残されることへの恐怖)」傾向のある人も、SNS疲れに陥りやすいタイプです。
このような人は、頻繁にSNSを確認してしまい、そのたびに集中力を分散させてしまいます。
SNSを絶えず見ていることで、心と体の休息がとれず、ストレスが積み重なってしまうのです。
こんな人は危険!?SNS疲れチェックシート
下記のチェックシートで「SNS疲れをしやすい人」かどうか確認できます。
意外と自分も危険かも?と思う気づきになるはずです!ぜひ、試してみましょう!
□ 周りの人からどう思われているかを気にすることが多い
□ 失敗やミスをしたとき、他人からの評価を過剰に心配してしまう
□ 誰かに褒められたり認められたりすると、自分の価値を感じる
□ 一つの仕事や作業を完璧に仕上げないと気が済まない
□ 小さなミスも気になり、何度もやり直したり、修正を加える
□ 気軽にやるべきことでも、つい全力を注いでしまうことがある
□ 他人の成績や成果を見て、自分と比較してしまうことが多い
□ 友人や同僚が成功したとき、嬉しい反面、劣等感を感じてしまう
□ 自分の持ち物や生活環境が他人と比べて劣っているように感じることがある
□ 新しい情報やトレンドに敏感で、周りと話が合わないと不安になる
□ 話題についていけないと感じたとき、孤立感を覚える
□ 知らないことがあると不安になり、すぐに調べたり確認したくなる
□ 他人からの「ありがとう」や「すごい」といった言葉がやる気の源になる
□ 自分の成果や努力を周囲にアピールしたくなることがある
□ 誰かに頼られることで、自己価値を感じる
□ プライベートな話題も話しやすく、人に共有することが多い
□ 自分のことを他人に詳しく話してしまうことがある
□ 他人から「しゃべりすぎじゃない?」と指摘された経験がある
□ スケジュールが空いていると、不安や罪悪感を感じる
□ 誰かに誘われると断れず、予定が詰まりがちになる
□ オフの日でも何かをしていないと落ち着かない
0〜2個:安心レベル
SNS疲れを感じるリスクは低めです。SNSや他人との関わり方にも比較的余裕があり、無理なく使える状態です。現在のSNSの使い方や自己管理を維持していくようにしましょう。
3〜5個:注意レベル
SNS疲れを感じる可能性があり、少しずつストレスをためるリスクがあります。SNSを利用する際に、休憩を取り入れる、プライベートを守るなど、自分の気持ちに無理をかけすぎないように注意しましょう。
6〜8個:やや危険レベル
SNS疲れが日常生活や精神状態に影響を与え始めているかもしれません。SNSの利用頻度や、評価に左右されすぎていないかを見直し、少し距離を置くことを検討してもよいでしょう。また、オフラインで過ごす時間を増やすなどの対策を考えることが効果的です。
9個以上:危険レベル
SNS疲れが強く、心身への負担が大きくなっている可能性が高いです。この状態では、SNSが日常生活に負の影響を及ぼすリスクが大きいため、SNSの利用時間を制限する、または一時的に休むこともおすすめします。
筆者も実践!「SNS疲れ」対策5選
使用時間を制限する
SNS疲れを防ぐためには、根本的なことですが、SNSの使用時間や頻度を制限することが大切です。
いきなり0にすることは難しい場合もあるかと思うので、あらかじめ「1日に1時間まで」「夜10時以降は使わない」といった具体的なルールを設定して、長時間の利用を避けるように心がけましょう。
例えば、スマートフォンの設定機能やアプリのタイマー機能を活用し、特定のアプリに対して利用時間を制限することで、物理的に使いすぎを防げます。
ちょっとした工夫でSNSとの程よい距離感を保てば、SNS疲れが軽減され心の余裕が生まれるはずです!
通知をオフにする
SNSからの通知は、無意識のうちに確認回数を増やし、気持ちの疲労を増やす原因の一つになっています。
思い切って通知をオフに設定し、SNSに気を取られない環境を整えることで、過剰に確認する回数を減らしましょう。
通知音やポップアップがないだけで、目の前のことに集中しやすくなり、自然とSNSの利用頻度も減っていきます。
必要なときに自分から確認しにいくスタイルを習慣化すれば、SNSに振り回されない生活が実現できます!
フォローするアカウントを見直す
SNSで流れてくる情報が、自分にネガティブな影響を与えている場合もあります。
見ているだけでストレスを感じるようなアカウントや、気持ちが落ち込む情報については、フォローを外すかミュートすることを検討してみましょう。
自分にとって有益でポジティブな情報を中心にフォローするように意識することで、SNS疲れを軽減できます。
また、好ましい内容に限定することで、SNSが心地よい空間になり、楽しんで使えるようになりますよ!
デジタルデトックスを取り入れる
SNS疲れがたまっていると感じたら、スマホ自体を手放しデジタルデトックスを取り入れてみましょう。
物理的にスマホが触れない環境にすることで、SNSやあらゆる情報から開放されます。
デジタルデトックスの効果は大きく、心がリフレッシュされて気持ちが軽くなるだけではなく、SNS依存に陥らない健全な習慣を築けます。
リアルでの過ごし方を楽しんだり、新しい趣味に取り組んだりすることで、心にゆとりが生まれ、SNSを必要としない生活ができるでしょう。
- サウナや銭湯に行く
- 読書をする
- 公園や自然を感じに行く
勉強中や集中したい時は下のような「スマホタイムロッキング」を使ってます!
充電もできて緊急の電話には出れるようになっているのでおすすめです!
SNSの目的を再確認する
最後に、SNSをなぜ利用しているのか、その目的を再確認することが一番重要です。
「情報収集のため」「友人との連絡手段として」など、具体的な目的が明確であれば、無目的に長時間使用してしまうリスクを減らせます。
また、目的に沿ってSNSを利用すれば、必要な情報が効率よく得られ、時間を有効に活用することができます。
自分の本来の目的に集中して使うことで、SNSに依存しすぎないバランスの良い使い方が身につくでしょう。
何のためにSNSを使うのか改めて考えてみましょう!
まとめ
SNS上で目にするのは多くの場合「良い部分」だけです。過剰に他人と自分を比べないよう意識し、自分のペースや価値観に自信を持つことが大切です。
他人の投稿に振り回されないよう「自分らしい生き方」に集中しましょう。
筆者が、「自分らしい生き方」を学んだおすすめの本を載せときますので、気になる方はぜひ読んでみてください。