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初心者必見!PREP法を使って伝わりやすい文章を書くコツ【例文あり】

この記事は以下のような人におすすめ!

・どうやって文章を書くか分からない人
・簡単にできる文章術を知りたい人
・伝わりやすい文章を書くコツを知りたい人

この記事では、「ブログ記事をこれから書く人」に向け、「PREP法を使った文章術」について解説していきます!

文章を書くときに「何をどう伝えればいいのか分からない」と感じることはありませんか?

そんなときに役立つのが『PREP法』です。

これは、Point(結論)Reason(理由)Example(具体例)Point(結論の再提示)という4つのステップで文章を構成するシンプルな方法です。

この方法の良いところは、伝えたいことを簡単に整理して、分かりやすく伝えることができる点です。

特に文章を書くのが苦手な人や、どう書けばいいか分からない人にとって、この4つの構成で記事作成していくことで、読者に伝わりやすい文章が簡単に書けるようになります!

では、早速詳しく解説していきましょう!

 【簡単4ステップ】PREP法とは?

PREP法とは
①結論→②理由→③具体例→④結論の4つの要素で構成される文章術です。

ブログの記事やレポートを書くとき、最初に結論を提示することで、読み手は「この文章が何を伝えたいのか」をすぐに理解でき、その後、その結論を支える理由や具体例を提示することで、説得力を持たせ、最後にもう一度結論を示すことで、読み手にしっかりと内容を伝えることができます。

①Point(結論)

まず文章の最初に、言いたいことや「結論」をはっきり伝えます。

そうすることで、読み手は「この文章が何を言いたいのか」をすぐに理解できるのと、読み手の興味を引きつけ、文章全体が分かりやすくなります。

②Reason(理由)

次に、「どうしてそう思うのか」という「理由」を説明します。

なぜその結論が正しいのか、どうしてその主張をするのかを説明する部分です。
「なぜその結論に至ったのか」をしっかりと説明することで、説得力を持たせます。

③Example(具体例)

その後、理由をサポートするために「具体的な例」を挙げます。

具体例を挙げることで、抽象的な理由がより理解しやすくなり、読み手が実際の場面でどのように使われるのかをイメージしやすくなります。

具体例は説得力を高めるための重要な要素です。

④Point(結論の再提示)

最後に、もう一度「結論」をまとめましょう!

これにより、文章全体の主張が強調され、読み手にしっかりと印象づけることができ、文章全体がスッキリとまとまります。

さらに、結論を再提示することで、文章に一貫性が生まれ、読み手はメッセージをより記憶に残しやすくなります。

PREP法のメリットとデメリット

メリット

① シンプルで分かりやすい

PREP法は「結論→理由→具体例→結論」という順番で構成されていて、最初に「結論」を話すので、聞き手や読み手が内容を簡単に理解しやすいです。

シンプルな構成だから、初心者でも簡単に取り入れることができ、文章やプレゼンテーションを作る際にも、迷わず進めることができます!

② メッセージが明確で説得力がある

PREP法は、何を伝えたいのかがはっきりするので、「この話のポイントはこれだ」というのが一目でわかり、相手にしっかり伝わりやすいです。

さらに、結論を言った後に理由や具体例を伝えるので、自分の主張に説得力が増します!

例えば「この商品はおすすめだよ」と言った後に「理由はこれこれで、こんな例があるから」と説明すれば、「なるほど、そういうことか!」と納得してもらいやすいです。

③ 文章をスムーズに作成できる

PREP法は「結論→理由→具体例→結論」という順番の型が決まっているので、この型に当てはめるだけで伝わりやすい文章ができちゃいます。

文章の構成や伝え方に悩まずに作成できるので論理的な文章作成が苦手な方にもおすすめです!

デメリット

① 詳しい説明には不向き

PREP法は簡潔に説明するのが得意ですが、複雑な問題や細かい説明が必要なときには向かないこともあります。

例えば、科学的な研究や複雑なビジネス戦略など、深い分析や多角的な視点が求められる場合には、PREP法だけでは不十分なことがあります。

そういう時は、もっと深い内容を含む説明が別で必要になります。

② 単調(冷たい印象)に感じることがある

PREP法はシンプルな流れでわかりやすい反面、決まったパターンに従っていると、どうしても話し方が同じようになりがちです。

そのため、使い続けると「またこのパターンか」と感じられることがあります。

話の新鮮さが欠いてしまい、相手の関心を引き続けるのが難しくなるかもしれません。

単調さを防ぐためには、PREP法の基本的な流れを守りつつも、結論の言い回しを変えてみたり、具体例を工夫して興味を引くようにしてみたり、話の中に変化をつけることが大切です。

③ 相談事(特に恋愛)には向かない

悩み相談、特に恋愛の相談などには、PREP法で話すことは向いてないこともあります。

人の悩み相談は、基本的に聞いて欲しい、共感してほしい場合がほとんどです。

PREP法は「自分の意見を明確にする」ことが目的で、相手の感情や状況を尊重するアプローチが不足しています。悩み相談や恋愛相談では、相手の気持ちや状況に対する深い理解と共感が重要です。

例えば、「彼氏がなかなか連絡してこない」という相談に対して、PREP法で「結論: 彼はきっと忙しいだけ。理由: 最近仕事が忙しいから。具体例: 彼が長時間働いていると言っていた。結論: だから、あなたを忘れているわけではないと思う」と返すと、相談者の不安や寂しさに対する共感が欠けてしまいます。

ちょっと論理的でおもしろいですが、一気に冷めてしまいますよね。
なので、PREP法にも使うと良い場面と使わない方が良い場面があるので注意しましょう!

PREP法を使った例文③選│失敗例もご紹介

①スマホ依存の影響についての記事作成

夜遅くまでスマホを使っていると、寝付きが悪くなり、翌朝の目覚めがすっきりしません。スマホは便利ですが、適度に使用することが大切です。
そうすることで、健康的な生活を維持できるでしょう。

Point(結論) 「スマホの使い過ぎは、生活に悪影響を与える可能性が高いです。」
Reason(理由) 「その理由は、スマホに依存することで、集中力が低下したり、睡眠の質が悪化するからです。」
Example(具体例) 「例えば、夜遅くまでスマホを使っていると、寝付きが悪くなり、翌朝の目覚めがすっきりしません。さらに、長時間スマホを見続けることで目の疲れや肩こりも引き起こします。」
Point(結論の再確認) 「スマホは便利ですが、適度に使用することが大切です。そうすることで、健康的な生活を維持できるでしょう。」

②新しいプロジェクト提案のミーティング場面

昨年のマーケットリサーチによると、私たちのターゲット市場では同様の製品が不足しており、顧客の間で需要が高まっています。
今回ご紹介したプロジェクトを進めることで、会社の収益増加に貢献できます。

Point(結論) 「この新しいプロジェクトは、会社の収益を大幅に増加させる可能性があります。」
Reason(理由)  「その理由は、このプロジェクトが市場のニーズに適合しており、競争力のある価格設定が可能だからです。」
Example(具体例) 「例えば、昨年のマーケットリサーチによると、私たちのターゲット市場では同様の製品が不足しており、顧客の間で需要が高まっています。また、競合他社と比較して私たちのコスト構造は優れており、価格競争力を持っています。」
Point(結論の再確認) 「このように、このプロジェクトを進めることで、会社の収益増加に貢献できると確信しています。」

②コスト削減を提案するプレゼンの場面

現状では、不要な余剰在庫が多く、保管コストが増大しています。それを改善することでコストが大幅に削減できると考えます。

在庫をリアルタイムで管理するシステムを導入することで、無駄なコストを削減します。

Point(結論) 「この提案を採用することで、年間のコストを10%削減することができます。」
Reason(理由) 「その理由は、現在のプロセスには非効率な部分が多く、それを改善することでコストが大幅に削減できるからです。」
Example(具体例) 「例えば、現在の供給チェーンにおける在庫管理では、不要な余剰在庫が積み上がっており、保管コストが増大しています。この提案では、在庫をリアルタイムで管理するシステムを導入し、無駄なコストを削減します。」
Point(結論の再確認) 「このように、この提案を採用することで、効率的な運営が可能となり、年間コストを大幅に削減することが期待できます。」

簡単!PREP法を日常に取り入れるコツ

人と会話する場面でもPREP法を取り入れることで説明がうまくなります。

コツとしては、「結論からいうと」という言い方をして話し始めてください。

相手の頭の中に結論を植え付けることができます。

現代の人はせっかちなので、結論を後回しにして話を始めると、
相手は頭の中でずっと「結論なんだろう?」と思って話を聞いています。

むしろ、結論が気になって話半分で聞いていることが多いです 笑

なので、「結論からいうと」と言ってから話し始めることで、びっくりするほど説明がうまくなります!

ぜひ、取り入れてみてください!

PREP法を使いこなして、文章力を向上させよう

PREP法まとめ

①P:「結論」を述べる「この文章が何を言いたいのか」をすぐに理解できる

②R:「理由」を伝える→どうしてその主張をするのかを明確になる

③E:「具体例」を出す→実際の場面でどのように使われるのかをイメージしやすくなる

④P:「結論」を再提示する→文章に一貫性が生まれ、伝えたいことがより記憶に残りやすくなる

この構成を基に記事を書いていけば、初心者でも簡単に「伝わりやすい文章」が書けるようになります!

僕自身、仕事でPREP法を意識して話すようになってから、相手に伝えたいことが伝わりやすくなりました。話を最後まで聞いてくれている実感もあります。

また、記事作成において、文章を端的に伝える時に使っていますが、構成が決まっているから簡単で記事作成も進みやすいと感じています。

皆さんも、ぜひ、取り入れて実践してみてください!

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